相談内容

50代男性会社員
会社から突然、整理解雇されそうなんです。
他部署の人から部門閉鎖の噂を聞いて、労務管理者に確認したら、はっきりとした回答は得られなかったのですが、雇用契約書上の職務内容に記載がない部門への配置転換の打診があったんですよ。これって…アリですか?

渡部裕之先生
なるほど、それは大変でしたね。突然の整理解雇に戸惑ってしまいますね。まず問題点を整理してみましょう。
問題点
1. 整理解雇の4要素を満たしていない
- 人員削減の必要性: 会社が経営上、本当に整理解雇を必要としているか不明確。
- 解雇回避努力の実施: 配置転換や希望退職の募集など、解雇を避ける努力をしていない可能性。
- 被解雇者選定の合理性: 恣意的な選定で特定の従業員だけを解雇した可能性。
- 手続きの妥当性: 事前協議や説明がなく、突然の通告である可能性。
2. 配置転換が不当である
- 配置転換が本人の適性や事情を考慮せず、不利益なものであれば権利濫用の可能性がある。
- 配置転換を受け入れなかったことを理由に解雇された場合、解雇の正当性が問われる。

渡部裕之先生
問題点についてはご理解いただけたと思います。次は解決策についてです。
解決策
1. 会社に対し整理解雇の4要素を満たしているか確認・交渉
- 経営状況の開示を求め、本当に人員削減が必要か確認する。
- 配置転換を含めた解雇回避の努力を会社が十分に行ったか検証する。
- 解雇対象者の選定基準を明確にし、合理的なものか確認する。
- 解雇の手続きが適正だったか(本人への説明・協議の有無)を確認する。
2. 不当性が認められる場合、労働審判や訴訟を視野に入れる
- 会社との交渉が難航する場合、労働局のあっせんや労働審判を申し立てる。
- 不当解雇として労働審判や裁判を起こし、解雇の撤回または補償を求める。
3. 雇用保険の活用
- 失業手当の受給手続きを勧める。
- 必要に応じて労働組合や労働問題に強い社会保険労務士と連携し、対策を進める。

小かなちゃん
たくさんの可能性が見えてきたわ!!専門家の力を借りながら解決に向かうと良いわね!!

渡部裕之先生
皆様苦しみを抱えていらっしゃいますからね。

ちゃますけ
待ってるよ~
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