国宝 合唱土偶と初対面
是川縄文館に常設展示されている合掌土偶逢ってきました。
世界最古の琴に出逢う
「展示物には琴はなかったなぁー」などと思いながら、帰りにショップを見ていると、こんなものを発見!!!
「琴!?」
説明にはこうあります。
縄文時代の出土品には楽器とみなせるものがほとんどありません。わずかに鈴、土笛などと共に「縄文琴(じょうもんこと)」といわれる遺物があります。青森県是川中居で発見されている箆形(へらがた)木製品(長さ55cm、幅5cm、厚み1cm)はそのうち一つで縄文時代晩期(約3000年前)のものです。木製品は木製品は是川中居の出土品を構造し、植物繊維を撚った弦を4本かけて復元した縄文琴です。どのように演奏されたものかは明らかではありませんが、琴の音とともに縄文人に思いを巡らせてはいかがでしょう。
弦のみの販売もしております。三島屋楽器店にお問合せください。楽器の説明文
またこうもあります。
弾くと音が出ます♪試し弾きできますので、店員までお声がけください。
私「んんん---------?!こちらは琴!?ですよね??展示物にはありましたか???」
カフェ店員「展示物には・・・」私が興奮して矢継ぎ早に質問していると、カフェの店員さんが「職員呼んできます」と「あ、試しびきしたいとお伝えくださいませーーー」というやり取りをした後…
職員の方が、こちらをお持ちくださいました。
ジャジャーン!!!
復元した縄文琴 長さ55cm、幅5cm、厚み1cm
「おおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」
「年に一度試しびきする方がいらっしゃるくらいで・・・」
「えぇ?!?!そうですか!!!」
縄文人が使用していた楽器の証拠あまり多くないが、おもに中期に出土する土鈴、土笛・石笛がある。ほかに、 晩期の東北で出土する箆形木製品はアイヌのトンコリと似ており、 弦楽器の一種だったと考えられている。 縄文文化の超自然観-死と再生のシンボリズム-より
こちら、どれだけ凄いかと言いますと・・・
日経新聞記事
世界最古の弦楽器か 3000年前、青森の遺跡から 2012/4/28付
世界最古の弦楽器は、中国湖北省随県で出土した紀元前433年ごろのものとされている。この木製品が弦楽器なら、それより500年余りさかのぼることになる。
ね?ね?興奮しちゃうでしょう???
文中には
鈴木講師は「シャーマン(呪術師)のような儀礼を取り仕切る人が、占いや祈りの際にはじいたのではないか」と話している。
とあるので、そんな太古の昔から琴は人々の心とともにあったのね。。。
ひいて、写真を撮って、眺めて、持って、唸って、またひいて…
縄文琴裏
縄文琴 竜尾
ひいて、写真を撮って、眺めて、持って、唸って、またひいて…
感嘆の声しか出ませんでした。
琴をひく埴輪ではなかったけれど、世界最古の琴を試し弾きする機会に恵まれ幸せな思いが致しましたました。
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