三島市 令和2年度 介護予防講演会
令和2(2020)年11月12日 静岡県三島市において介護予防講演会が開催されました。静岡県三島市と三島市老人会連合会共催の介護予防講演会で講師を務めました。
会場は三島市文化会館ゆうゆうホール大ホールです。
来場者数は三島市老人クラブ連合会の皆様に限ったそうで、予想の200名を大幅に超える250名にご来場いただいたそうです。
席の間隔をあける、声を出さないなどコロナ対策もバッチリでした。
テーマは認知症予防
箏回想法を活用した認知症予防というテーマで以下の内容をお話しています。
1、箏回想法って?
箏回想法を知らない方のために箏回想法のはどんなもの?どこで実施?専門家の意見、どんな歩み?なのかをお話しします。
2、どんな活動をしているの?
実際にどんなところで活動していて、どんな反応があるのか?また箏回想法の効果などをお話しします。
3、この活動をなぜするの?
私がこの活動をなぜするのか、ご来場の皆さんとシェアします。(この時点ですでに泣いていらっしゃる方が…)
4、めあて
聴衆の皆さんにどうなってほしいか?をお伝えし、会場の皆さんとお約束します。
5、箏回想法🄬体験
箏回想法の体験です。
昭和29年の回想写真を用いてトーク(講演の場合トークはしづらいのですが皆さん私の問いかけに頷きや拍手で懸命に答えてくださいました。)に箏曲演奏にと繰り広げます。
皆さま大変ご熱心に聞き入ってくださり、また、拍手や歌(口ずさむ)などでとてもよく反応してくださるので大変に感激致しました。
会場からはすすり泣く声も聴かれましたこと、また記録用に撮っておりましたビデオで確認しました皆様の割れんばかりの拍手を聴いて、皆様の心のアルバムにアクセス成功!を実感致しました。
お客様からのご感想
お客様からは当日または後日お電話までいただきまして、こんなご感想をいただいております。
「老人クラブ入って30年だけどね、いろんな講演会行ったけどいやー良かった!№1だ!!」
「良かった良かったしか出てこないわよ。本当に良かったもの!」
「先生、あ、佳奈子ちゃんだったわね。私、先生の講演、忘れられないの。あのあと夜となく昼となく思い出して…どうしてもありがとうが伝えたくてお電話差し上げたのよ。(中略)素晴らしい講演をありがとうございました。またぜひ三島にいらしてね。」
「遠方までお越しいただき有り難うございました。お陰で有意義な時間を過ごさせていただきました。又お会いできる日を楽しみにしております。ますますのご活躍を祈念致します。」
「佳奈子ちゃんの講演良かったよ!ありがとう!一言伝えたかったんだ。(中略)また来てね。」
主催者の皆様からのご感想
主催者の皆様からはこんなご感想をいただいております。
「毛色の全く違う心に響くご講演でした。」
「聴衆した皆さんの帰りがけの充実した表情がとても印象的でした。」
「感動して泣いちゃったー」
「回想しているとき頭の前の部分が温かくなったのはどうしてでしょうか?脳のどの部分に作用しているのでしょうか?」
「昨夜は、床に就いてからも箏の音の余韻に浸らせていただきました
三島市老人会連合会の皆さんのこと
平均年齢は80歳とのことでしたが「老人」と思ってはお話し出来ませんでした。ステージの上におりますと、その日のお客様の氣を感じることが出来ます。本当に良く応援してくださる気持ちの方々の前に出ると、気持ちが上がってこちらも楽しくなってきます。もちろん、講演前に自分のご機嫌は自分でたっぷり取りますが。感じるものがあります。
「元気でいること」「健康でいること」「楽しくいること」これらはすべて欲張っていいことと思います。「まだまだ楽しく元気に生きてやる!」という気概の感じられる皆様でございました。
健康推進部の皆さんのこと
コロナ禍において、講演実施までに大変なご苦労をされたことをやり取りの中で感じておりました。
三島市豊岡武士市長のもとに表敬訪問致しましたことがご縁で講演が実現したのですが、担当のNさんとは当日までたくさんのやり取りをさせていただきました。
コロナで、たくさんの人が不安になり、言い争う姿が散見され、分断も起こる中、高齢者のために何が出来るかを考え、実現のために動くことのできる優しさと強さを兼ね備えた健康推進部の皆様に出逢えましたことは素晴らしいことだと思っています。
三島市の皆様になんとか癒しをお届けできないものかとの思いが伝わり、非常にうれしい思いが致しました。三島市健康推進部の皆様の連携とご尽力が無ければ講演は実現不可能と思っております。
今後の活動
この度の講演では箏回想法を通じて私の目的であります「高齢者を笑顔にする」ことを達成できました。
今後もこの笑顔が日本中に広がりますよう、情報提供やご提案を続けてまいります。
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